この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
木之花ノ夜想曲~夢語り~
第32章 "宋"


「生きてるぞ…」

転移で当代様が外に現れた。


「やはりですか…」

少し離れた場所に黒い方陣が現れ、永輪が姿を表す。


「しぶといですね…」

「全くだな…」

永輪の方陣は消えない、その腕首は血が流れている。


「くくく…
ははははははは……
全て壊してやる!!
出よ我が血の力を得、巨龍よ!!!!!!!」

空に六方星が現れる、その中心から巨大な黒龍が姿を表た!!


「なっ!?」

「其処までするか…
愚か者めが!!」

土方や総司達はもう言葉も出ないらしい……


「先ずはお前らからだ!


「「!!!!!」」


当代様は総司達に術石を投げる。

前に土方の時に使用した、防護結界の八陣結界だ。


「そなたら、結界から出れば命は無いぞっ!!」

「うちら足手まといやな…」

「俺は二度目だ…」

「・・・・・・・・」

山崎、土方、斎藤は朱雀様に従うしかない。


「橘、お前も結界に入っていろ、我に考えがある」

「…分かりました……」

瑠衣は素直に当代様に従い、総司達の居る結界に入る。


「朱雀様は何を??」

瑠衣は首を横に降る。


「分かりません‥が、何かとんでもない事はしそうな気がします」

「???
なんで橘は自由に結界に入れるんや?」

山崎は結界の壁を押す、が外には出れない。


「あぁ…
朱雀様に繋がるものを持っていれば、効果は半減か無効になるので…」

「繋がるもの??」

総司は少し考えてしまう。


「ならばお前は持っているのだな??」

珍しく斎藤が口を出す。


「持って‥ますね…
別になんでも良いんですよ、飾りでもお守りでも……
自分は八卦鏡ですか…」

本当は何も要らない、同じなのだから。


/735ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ