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兄嫁と隣家の妻達
第6章 ハーレムよ永遠に
晶子先生と別れ、ようやくアルバイト先に到着した。

考えれば、ここに来るまでに時間が掛かった。

近くて遠い会社だ。

朝から、義姉さん、亜紀さん、晶子先生。3人で9発。

やっぱり俺は猿なんだなぁ。

いつの間にかフーゾクから足が遠ざかっているし、

フーゾク通いしていた頃より気分も良い。

満足感はあるけど、どこか虚しいのがフーゾク。

机に向かいKEYをたたく。

疲れているせいなのか、捗らない。

そこへ、課長さんが血相を変えて戻ってきた。

「た、大変だ!」

係長が慌てて課長に近づいていく。

「どうかされましたか?」

「ソーイ・カントリーが我が社を指名してきたらしい。」

日本の物流の10%を担っている中堅企業。

その会社のシステム開発を我が社が担当することに。

「プレゼン次第では任せてもいいと。」

「プレゼンはいつですか?」

「3ヶ月後。」

「3ヶ月でシステムが作れる訳がない。」

ソフトはどうにかなっても、ハードが間に合わない。

試作品がないと絵に描いた餅である。

(まぁ、アルバイトの俺には関係ないか!)

自分の仕事に精を出すことにしよう。

開発室で緊急会議が始まった。

外野が煩いので仕事にならない。

コーヒーを飲みに行こー。

休憩室の前にある自動販売機に向かっている途中で八重さんに会う。

絵理香社長に呼ばれたのだろう。

「龍君も一緒に行こよ。」

「俺は呼ばれてないですし。」

「いいから、付いてきなさい。」

社長室に入ると、絵理香社長は難しい顔をしていた。

「こんにちは。」「失礼します。」

「いらっしゃい。あら、龍君も一緒だったの?」

「いいえ、そこで出会って連行されました。」

応接セットに座ってコーヒーを飲みながら話を聞く。

要点は、ソーイ・カントリーの社長を接待して気に入ったら契約するらしい。

場所は、ソーイ・カントリーが所有している旅館。

プレゼンも大事だが接待も大事だと。

そこで八重さんに相談なんだと。

即答で「庶務二課に任せて。」

いつもながらに男前の返事をする八重さん。

また絆創膏が見られるのかと期待するのだが、俺は温泉に行けないらしい。

俺の話にならないうちに話が終わった。

それだけ重要な案件なんだろう。

どれだけの利益になるのか判らない龍だった。
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