この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いじっぱりなシークレットムーン
第7章 Waning moon
 

 朱羽の悩ましい姿に興奮して、あたしもひとりで秘部を触る指を動かす。朱羽を想いながら、その朱羽があたしを触って愛を囁いていると想像したら、たまらなくなったあたしはひとり喘ぐ。
 
「しゅ、う……ん……」

 あたしの指がぬめりを掻き出そうとするが、ぬめりは溢れるばかりだ。


 あたしのここに、朱羽のを繋げて貰いたい。

 朱羽にぎゅっとして貰って、キスをしながら貫いて貰いたい。
 

『ヒナ……ぁぁ……』


 切なく呼ばれる度に、あたしの細胞が震える。

 どんな顔をして、あたしを呼んでいるの?

 いつも余裕ぶってあたしを翻弄するくせに、なんでそんなに縋り付くような弱々しい声を出すの?


 朱羽、あたしここにいるのに。

 現実のあたしは、ここにいるんだよ?


 空しいよ。

 あなたがそこにいるのに、ひとりでするのは。

 男と女、違う部分はあるけれど、あなたが求めてくれるのなら、あなたの手ではなく、あたしが果てさせて上げたい。

 あたしの顔を見て、あたしの名前を呼んでイッて。

 想像のあたしをどうしているのか、考えると妬けてくる。あなたに触れていいのは、あたしだけにして欲しい。

 それくらい、愛おしくてたまらないの――。





「陽菜!? なんでここに、どこから!?」

 掠れたような朱羽の声。突然現れたあたしに、不安と驚愕に満ちた声と目を向けた。


/1291ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ