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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第17章 冬の嫉妬
「あなたと静さんが喧嘩なんて初めてじゃ無いですか?」
小鳥遊はなんだか嬉しそうだった。その声を聞いて冬はまたイライラとした。
「私に無防備過ぎるって言っておいて、自分の方が無防備じゃない。」
「あなたが心配するのは判りますけれど、でも彼に限って大丈夫じゃないですか?」
「だから、問題は静さんが大丈夫でも相手が大丈夫じゃないって事が問題なのよ。」
…変態エロもか…。
「しかもネイサンはバイで、静さんの事が好きだって言ってるのに。」
「確かあの人はあなたの事を好きだと言っていませんでしたっけ?」
「静さんのことも私の事も好きなんですって。」
「そうですか…。僕から静さんに話をしてみます。」
そういって電話を切ると朝ごはんの支度を始めた。暫くすると今泉が起きてきた。
「トーコさんおはよう。」
冬にキスはしたものの、いつもおしゃべりな今泉は静かにダイニングの椅子に座り、冬が煎れたコーヒーを飲んでいた。今日は遅いの?夕飯はどうする?といつもなら今日の予定を聞いてくる今泉が何も話さないのは居心地が悪かった。子供達を起こし、食事をさせて早めに家を出た。
「行ってきます。」
お互いに何となく距離を置いていた。
「気を付けてね。」
かっちりとしたスーツに着替えた今泉はとても素敵だった。
「うん。」
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小鳥遊はなんだか嬉しそうだった。その声を聞いて冬はまたイライラとした。
「私に無防備過ぎるって言っておいて、自分の方が無防備じゃない。」
「あなたが心配するのは判りますけれど、でも彼に限って大丈夫じゃないですか?」
「だから、問題は静さんが大丈夫でも相手が大丈夫じゃないって事が問題なのよ。」
…変態エロもか…。
「しかもネイサンはバイで、静さんの事が好きだって言ってるのに。」
「確かあの人はあなたの事を好きだと言っていませんでしたっけ?」
「静さんのことも私の事も好きなんですって。」
「そうですか…。僕から静さんに話をしてみます。」
そういって電話を切ると朝ごはんの支度を始めた。暫くすると今泉が起きてきた。
「トーコさんおはよう。」
冬にキスはしたものの、いつもおしゃべりな今泉は静かにダイニングの椅子に座り、冬が煎れたコーヒーを飲んでいた。今日は遅いの?夕飯はどうする?といつもなら今日の予定を聞いてくる今泉が何も話さないのは居心地が悪かった。子供達を起こし、食事をさせて早めに家を出た。
「行ってきます。」
お互いに何となく距離を置いていた。
「気を付けてね。」
かっちりとしたスーツに着替えた今泉はとても素敵だった。
「うん。」
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