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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第18章 噂
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「月性さん。待ってたわよ♪」
病棟へあがると、師長がニコニコと嬉しそうな顔をして待っていた。暫く現場から離れていたので、慣れた病棟で働かせて欲しいと師長と共に院長と看護部長にお願いをして、何とか病棟に入れて貰った。ただし、混乱するので冬は旧姓を使うことになった。内縁関係にあることは、家族以外は知らなかった。
「今日は挨拶回りで終わるから、業務は明日からね。」
師長は始終にこにこしていた。
――― 8時15分。
日勤の看護師が全て揃ったところで、師長が冬を紹介した。
「皆さん。明日からこの病棟で働いて貰う月性主任です。」
病棟の看護師は半分程知らない顔だったが、同期と数人の後輩そして、設楽は、まだ働いていた。
「月性です。どうぞ宜しくお願い致します。」
冬は深々と頭を下げた。
「じゃぁ、私は月性さんと各病棟にあいさつ回りに行っていますので。」
「トーコ久しぶり~!」「月性さんおかえりなさい♪」
皆、宜しくお願いしますと挨拶をし、顔見知りはそれぞれが冬に声を掛けた…設楽以外は。
…相変わらず…か。
「設楽さんもどうぞ宜しくね。」
冬はにこやかに声を掛けたが、設楽は、ナースステーションから出て行ってしまった。
「設楽さんは気にしないで。」
同期が冬に慌てて言った。
病棟へあがると、師長がニコニコと嬉しそうな顔をして待っていた。暫く現場から離れていたので、慣れた病棟で働かせて欲しいと師長と共に院長と看護部長にお願いをして、何とか病棟に入れて貰った。ただし、混乱するので冬は旧姓を使うことになった。内縁関係にあることは、家族以外は知らなかった。
「今日は挨拶回りで終わるから、業務は明日からね。」
師長は始終にこにこしていた。
――― 8時15分。
日勤の看護師が全て揃ったところで、師長が冬を紹介した。
「皆さん。明日からこの病棟で働いて貰う月性主任です。」
病棟の看護師は半分程知らない顔だったが、同期と数人の後輩そして、設楽は、まだ働いていた。
「月性です。どうぞ宜しくお願い致します。」
冬は深々と頭を下げた。
「じゃぁ、私は月性さんと各病棟にあいさつ回りに行っていますので。」
「トーコ久しぶり~!」「月性さんおかえりなさい♪」
皆、宜しくお願いしますと挨拶をし、顔見知りはそれぞれが冬に声を掛けた…設楽以外は。
…相変わらず…か。
「設楽さんもどうぞ宜しくね。」
冬はにこやかに声を掛けたが、設楽は、ナースステーションから出て行ってしまった。
「設楽さんは気にしないで。」
同期が冬に慌てて言った。
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