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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第21章 Lose the Battle to Win the War
「ガクさんはあなたが僕と碌でもないことをするんじゃないかと、言ってましたよ。」
久しぶりに冬は今泉のベッドでともに寝ていた。
「そういう勘だけは鋭いんだから。」
冬は白く温かい今泉の胸の中で笑った。
「それで…いつにしようか?」
「ガクさんが当直の時が良いかなと思ってるの。ガクさんもそれなら焼きもち焼かないでしょう?表向きも納得しやすいと思うの。」
「そうだね。」
「それで…小峠には、ひとりで会いに行くわ。だけど、もしもの事があったら助けに来てほしいの。肉を絶って骨を切る作戦。」
「えっ…どういうこと?」
考えている計画を今泉に簡単に説明した。
「駄目だよ!ホントに何かあったらどうするのっ?」
「ひとりでも何とかなるとは思うけど…。」
「駄目っ。僕はその案に賛成できない。絶対に駄目。」
「決定的な証拠が欲しいのよ。」
「トーコさん!それは誰が考えたって、正真正銘の碌でも無いことだよ。」
「でも…もう時間が無いの。」
今泉は大きなため息をついた。
「いや…その計画には反対だ。お願いだから無茶なことはしないで。証拠はあるんだし、もう十分だよ。そのプランは絶対駄目。だから他の作戦を考えよう。」
冬は静かに何かを考えている様子だった。
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久しぶりに冬は今泉のベッドでともに寝ていた。
「そういう勘だけは鋭いんだから。」
冬は白く温かい今泉の胸の中で笑った。
「それで…いつにしようか?」
「ガクさんが当直の時が良いかなと思ってるの。ガクさんもそれなら焼きもち焼かないでしょう?表向きも納得しやすいと思うの。」
「そうだね。」
「それで…小峠には、ひとりで会いに行くわ。だけど、もしもの事があったら助けに来てほしいの。肉を絶って骨を切る作戦。」
「えっ…どういうこと?」
考えている計画を今泉に簡単に説明した。
「駄目だよ!ホントに何かあったらどうするのっ?」
「ひとりでも何とかなるとは思うけど…。」
「駄目っ。僕はその案に賛成できない。絶対に駄目。」
「決定的な証拠が欲しいのよ。」
「トーコさん!それは誰が考えたって、正真正銘の碌でも無いことだよ。」
「でも…もう時間が無いの。」
今泉は大きなため息をついた。
「いや…その計画には反対だ。お願いだから無茶なことはしないで。証拠はあるんだし、もう十分だよ。そのプランは絶対駄目。だから他の作戦を考えよう。」
冬は静かに何かを考えている様子だった。
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