この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
壊してほしい
第1章 拾った女の子
______暗い暗いトンネルを、あてもなく彷徨ってるみたい。
左にいくと壁にぶつかり、
右にいってもぶつかる。
ふらふらふらふら……………
息切れするくらい彷徨い続けた。
もう、何十時間_____何百時間こうしているんだろう?
壁にぶつかって、
体が歪み膝から落ちる。
しばらくすると立ち上がり、またふらふら進む。
あてもなく、
ただ進んでると信じて暗闇を彷徨う。
少女の体も心も、
彷徨っているだけだった…………………………………………
自分のなかにある、
魂の叫びを誰にも訴えられずに。
(誰か、誰か助けて____)
幾度も思った叫びは、
叶うことがないと知っているから訴えられない。
いつまで続くの?
心許ない気持ちが全身を襲い、
少女は歩を止めた______________
頭上に、
暖かそうな灯りが見えた気がした。
一瞬のこと。
少女は、
力尽き意識を失った………………………………
左にいくと壁にぶつかり、
右にいってもぶつかる。
ふらふらふらふら……………
息切れするくらい彷徨い続けた。
もう、何十時間_____何百時間こうしているんだろう?
壁にぶつかって、
体が歪み膝から落ちる。
しばらくすると立ち上がり、またふらふら進む。
あてもなく、
ただ進んでると信じて暗闇を彷徨う。
少女の体も心も、
彷徨っているだけだった…………………………………………
自分のなかにある、
魂の叫びを誰にも訴えられずに。
(誰か、誰か助けて____)
幾度も思った叫びは、
叶うことがないと知っているから訴えられない。
いつまで続くの?
心許ない気持ちが全身を襲い、
少女は歩を止めた______________
頭上に、
暖かそうな灯りが見えた気がした。
一瞬のこと。
少女は、
力尽き意識を失った………………………………