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無意味なPKを持つJKの話
第9章 友達以上、セフレ未満
案の定、それから毎日小川の家でセックスをした。

小川の母親が非番や夜勤明けで一階に居る時も、声を殺して交わった。

恐らくネットやAVで仕入れた体位やワザを試してみたり。
明子の反応を探ってみたり。
勉強と同じく真面目に研究熱心なカンジがした。

しだいに、恥ずかしいとかいう感情はお互いから消え去り、体の欲するまま体を合わせる。

そうすることが、さも当然かのように。

明子が月のモノで出来ない時は、手と口で済ませたこともある。
身を投げ出してじっとする小川が明子によってどんどんと変化していく様は、出来ないながらも強く欲情した。

それから出来るようになってからは、前戯の時間が増えて。
蛋白だったセックスが、舐め合い、指で散々と焦らすねちっこいモノに変わった。

そんな風に変化しながら、小川がメキメキと上達して。
明子がリードしたり、教えることは全くと言っていいほど無くなった。

夏休みが終わる頃には、1日1回だったのが、日によっては2回、3回とする日も出てきた。


毎日セックスだけじゃなくて、勉強も欠かさずした。

その辺りは小川がはっきりと切り分けているのか、厳しかった。

家庭教師のように、志望校までいくつか探し出して来てくれた。
ここよりずっと都会のオシャレな街にある私立女子大で、校内に寮のあるところ。
それから、ここからなんとか通える位置にある県立短大。
小川が受ける大学と同じ街にある、私立大。

明子の両親に相談したら、意地でも私立の女子大に行けとの事だった。
お嬢様が多く通うその女子大は、見栄を好む母親の心を掴んだらしい。
金銭的にもなんとかするらしい。

ただ、問題は試験で。
今よりもうちょっと頑張らないと到底無理な話だ。

「今の岡本なら大丈夫だろ」

さらっとそう言い放つ。

それは、この関係の終りを示している。

小川が通うだろう大学と同じ街に、私立大学もあるのだが。
いわいる滑り止めの大学だ。
同じ国公立大学はいくら学力がアップしたからといって、とてもじゃないが狙えなかった。

同じ町の大学に通う事になったとしても、大学が違ってしまえば時間が合わなくなるだろう。

長く続くとも思ってはなかったが、もう終わりが見えてきた。
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