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無意味なPKを持つJKの話
第9章 友達以上、セフレ未満
今度は私がイカせたかったのに。
そう思いながらも気持ちよくて、カラダが大きく揺れてイってしまう。
「んんっ、あっ...んぅっ、んっ」
「っ...」
小川も少し遅れてイったのか、お腹のナカで暖かいモノを感じる。
いつの間にか、小川の肩にしがみつくように抱きついていて。
顔を見られないように、そこからまた横を向いた。
どのくらいそうしてたのか。
きっと実際はそんなに長い間ではなかったのだろう。
だけど、明子にとってはすごく長く感じた。
次に小川がなんと切り出すか。
やっぱり、もう来るなって言うかもしれない。
急に冷静になった頭が、フル回転する。
視線を合わせないように、互いの体がゆっくり離れて。
始末している小川の背中が、今にもいなくなりそうで。
思わずその背中に抱きつく。
やっぱり、ビッチなフリをするしか。
「はぁっ、気持ちよかったー。...小川は?」
「うん...」
ホントは認めたくないような、そんなか細い声だ。
後悔、してるのかな。
そう思って欲しくない。
今ここで何か言葉を掛けても意味がない気がして。
ぎゅっっと小川を抱きしめてから、急いで体を離した。
「やだー。すっかり遅くなっちゃった。帰らなきゃ」
無言のままの小川を殊更無視して、大急ぎで服を着て部屋を出た。
お姉さんたちは、あのまま帰ったのか1階には誰もいないようだ。
すっかり暗くなった夜道を自転車でトバす。
虫の音がうるさいほど聞こえてきて、なにも考えられない。
次の日は、日曜日で。
明子は勉強道具を沢山持って、朝から小川の家に向かった。
ピンポンで出てきた小川に、そのカバンを押し付けるようにして家に入ると。
小川も、何食わぬ顔で入れてくれた。
その日は珍しく小川の母親がいて。
梨のお礼を言われたり、お昼をご馳走になったりして。
昨日までのことがなかったかのように、また日々が繰り返された。
忘れていたチカラの練習も再開して。
それからやっぱりセックスもした。
あの日から数日経って、ふとあの2週間のことは何だったのだろうと気になった。
小川には聞けない気がして。
何故だか、シオリに聞くべきだと思った。
そう思いながらも気持ちよくて、カラダが大きく揺れてイってしまう。
「んんっ、あっ...んぅっ、んっ」
「っ...」
小川も少し遅れてイったのか、お腹のナカで暖かいモノを感じる。
いつの間にか、小川の肩にしがみつくように抱きついていて。
顔を見られないように、そこからまた横を向いた。
どのくらいそうしてたのか。
きっと実際はそんなに長い間ではなかったのだろう。
だけど、明子にとってはすごく長く感じた。
次に小川がなんと切り出すか。
やっぱり、もう来るなって言うかもしれない。
急に冷静になった頭が、フル回転する。
視線を合わせないように、互いの体がゆっくり離れて。
始末している小川の背中が、今にもいなくなりそうで。
思わずその背中に抱きつく。
やっぱり、ビッチなフリをするしか。
「はぁっ、気持ちよかったー。...小川は?」
「うん...」
ホントは認めたくないような、そんなか細い声だ。
後悔、してるのかな。
そう思って欲しくない。
今ここで何か言葉を掛けても意味がない気がして。
ぎゅっっと小川を抱きしめてから、急いで体を離した。
「やだー。すっかり遅くなっちゃった。帰らなきゃ」
無言のままの小川を殊更無視して、大急ぎで服を着て部屋を出た。
お姉さんたちは、あのまま帰ったのか1階には誰もいないようだ。
すっかり暗くなった夜道を自転車でトバす。
虫の音がうるさいほど聞こえてきて、なにも考えられない。
次の日は、日曜日で。
明子は勉強道具を沢山持って、朝から小川の家に向かった。
ピンポンで出てきた小川に、そのカバンを押し付けるようにして家に入ると。
小川も、何食わぬ顔で入れてくれた。
その日は珍しく小川の母親がいて。
梨のお礼を言われたり、お昼をご馳走になったりして。
昨日までのことがなかったかのように、また日々が繰り返された。
忘れていたチカラの練習も再開して。
それからやっぱりセックスもした。
あの日から数日経って、ふとあの2週間のことは何だったのだろうと気になった。
小川には聞けない気がして。
何故だか、シオリに聞くべきだと思った。