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蜘蛛の巣
第10章 旅先にて。



綾斗はそんなことを言い、茅斗は要に誘いを掛けに行った



「メーちゃん、お風呂入れるって」

「ん……いや、部屋風呂でいい」

「そっかー」



茅斗は特に気にすることもなく綾斗と華のもとへ戻る



「行かないって?」

「うん、いつも通り」



そんな会話をしながら湯に向かう二人の後を、華はドキドキしながら歩いていた



"慣れなくては……"



そう思っているし、実のところブルジョア過ぎる周りの環境には驚くことも少なくなってきている

が、それを当然と思って和樹や要のように過ごすのはまだまだ無理だった







「じゃあハナ、また後でね!」



双子と分かれ、華は女湯へと入ってゆく

本当に貸し切りらしい

脱衣所にも露天風呂にも人っ子一人いない



"ここまでされるとちょっと寂しいなぁ……"



華は湯船に浸かりながら溜め息をつく

目の前には昼間見た滝がライトアップされまた別の顔を見せていた

秋には葉が紅く色付きそれは美しい景色だという



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