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蜘蛛の巣
第12章 あの日々は遠くーーー



その後は全員結利の周りに集合して記念撮影

徐々に普通の誕生日会のように和んでいっていることに華はホッと胸を撫で下ろしていた



「じゃ、ボクとカーヤでバースデーソング歌いまーす!」

「終わったらちゃんと一気に吹き消してね!」



"あ、いまだに歌とか歌ってるんだ"



昔は華の前でよく披露してくれたものだが。

決して下手ではなかったが、子供が大声で楽しく歌う自己満足のもの

という程度だったのにーーー





"何なのこのクオリティの高さは!?"



声変わりをした程好く低い柔らかな声と、それをものともしない美しく高い歌声



"誕生日の歌にハモりなんかなかったよね!?"



双子オリジナルなのだろう、綾斗と茅斗の声が絶妙なハーモニーを奏でていた





「おめでとー!!」



その声を合図に結利が蝋燭を吹き消す

皆それぞれの席に戻り、切り分けられたケーキをじっくりと味わった



そしていよいよプレゼントタイムだ


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