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蜘蛛の巣
第15章 分かたれて。
「ンアッ…ムグッ……‼」
茅斗の膝責めが更に激しくなったかと思うと、思わず声を上げたその口に一気に彼のモノが挿し込まれた
「ン、グ……!」
「……ごめんね…すぐ逝くから……ッ!」
"くるし…い……!"
頭を押さえつけられ、一方的な責めを受けーーー
"カーヤお願い…もう、やめて……!"
「ク……アッ‼」
ドック…ン…
短い嬌声と共に茅斗の身体が小さく波打ち、華の口や頬を真っ白に汚した
「……ケホッ…」
軽く咳き込めば、シーツを握り締める手にボトリと落ちる白濁液
そして涙
茅斗は身を捩ってティッシュを取り、それで自分の欲を、その指で涙を拭った
茫然としたままの華を引き寄せ抱き締める
耳元に唇が近付けられて華はビクリと身体を震わせた