この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣
第18章 無意味な邂逅



「え……あ、うん」





“焼きそばっぽい顔ってどんな顔なんだろう……”



華はそんなことを思いながら、結利と共にたこ焼き屋の前に並ぶ



「へいらっしゃい!」

「すみません、この六個……あ、やっぱり八個のやつ一つ」

「まいど! 七百円ね!」



屋台のおじさんが大声でそう言った時、何をしていたのか少し遅れてやって来た煉が口を挟んだ



「あれ、なんで??

六個入りの方が三人で分けやすいのに」

「なんでナチュラルに自分も食べれると思ってんだよ」

「なんでナチュラルに外されてるの!?」



出来上がったたこ焼きを受け取りながら華は慌てた



「あの、煉さん、良かったら私の分食べてください。

あとユウくん、私今小銭なくて……払うの後ででいい?」

「あー、いいってそんくらい。奢るよ」

「えっ……」



そんな悪いよ、と言いかけた華を煉が遮る



「まぁまぁ、ここはゆークンを立ててあげてよ」


/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ