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蜘蛛の巣
第20章 嫉妬の行先



「だってさ、みんなの中で僕だけ華チャンと出掛けたことないんだよ? そんなの寂しくない?」

「別に寂しくないでしょ」

「あそっか、ゆークンもまだか」

「そういうことじゃなくて」



茅斗が代弁したが、当の本人はまた堪忍したように両手を挙げた



「分かりました、お言葉に甘えます。

でも際どいやつとか選ばないでくださいね?」








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“って言ったのに……”



デパートの水着売り場で煉が示すのはどれも、ほとんど隠す布のないものばかり。

まずビキニであることは彼の中で決定事項らしかった



「こんなの着られるわけないじゃないですか!」



腰や首の紐を引けばすぐに取れてしまうような水着に、華ははっきりと抗議の声をあげる

いくらなんでもこれは受け入れられない

自分から食べてくださいと言っているようなものだ



「えー、絶対似合うと思うのに」

「そういう問題じゃないです」


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