この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣
第20章 嫉妬の行先



モゾモゾする綾斗が可愛くて、華は思わずクスリと笑った



「なーんだ、それじゃ私と同じじゃん!」

「わ、笑わないでよ!」

「ほら、一緒に練習しよ?」



水の中から手を伸ばし、上目遣いで小首を傾げる



“…ぅ……”



それがウブな男子二人にとってどれほど魅力的かを自覚しない華はまさに“天然”だった



「っとりあえずさ!」



綾斗は慌てて目線を外す



「飲み物でも飲んで休憩しない?

せっかく晴れてるし、屋外のプールも行きたいよ」

「ああ、オレも賛成」

「……? 別にいいけど」



華は少し不思議そうにしつつも、彼らにしたがってプールから上がった







「じゃあオレ買ってくるよ。二人とも何飲みたい?」



三人が外へ出ると、ちょうど直ぐそばの席の男女が立ち上がった



「えっ、いいよ皆んなで行こうよ」

「でもほら、なんか混んでるし……この席取れたのもラッキーだろ?

取られないようにしといて」


/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ