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蜘蛛の巣
第21章 更なる深みへ



最初に招き入れておいてなんて勝手な言い草だろうか



「俺は忙しい。さっさと出て行け」

「失礼致します。……華様」



呉羽に促されて華も部屋を出る



「荷物は後ほどわたくしどもが運びますので。こちらへどうぞ」

「……」



結局遥の真意は分からずじまいだった







******************************



「ねぇ! ハナが向こうのお屋敷に移ることになったんだって!」



茅斗と喧嘩をした上 壮真に咎められ部屋でしょげていたはずの綾斗が(少なくとも結利はそう思っていた)、勢いよく談話室の扉を開けて飛び込んできた

後ろで茅斗も焦ったように息を切らしている



「は!? 向こうって、早霧の屋敷か!?」

「そう…っ……今部屋から出たらみんながハナの荷物運び出してて……なんで!? どういうこと!?」

「二人ともちょっと落ち着いて」



その場にいた壮真が、そう言いつつも戸惑った顔を隣の煉に向ける


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