この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣
第21章 更なる深みへ



「やれやれ、遥サンも随分思い切ったことしたもんだねぇ」



わざとらしく、困ったようにため息を吐く煉



「……予定が狂っちゃうじゃない」

「カズ! メーちゃん! 黙ってないでなんか反応してよ!」

「んー、僕は別に……遥さんが決めたことにいちいち何か言ってたらキリないでしょ。めんどくさいし」



和樹は全く興味なさそうにチョコレートを口に運んでいる



「メーちゃん!」

「……俺には関係ない」



要もその一言だけ残すと大きな音を立ててドアを閉めてしまった



「みんなひどい……いっつも一緒だったじゃん!」

「何がヒドいのかを決めるのは華ちゃんじゃないの」



和樹がソファから綾斗を見上げて言う



「受け入れたってことでしょ。抵抗してたら遥さんがもっと大騒ぎしてるよ」

「それは……っ」

「それにボクらに一言もなかったしねぇ……寂しいなぁ」



煉までもが弟に同調する


/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ