この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣
第21章 更なる深みへ



「だけど……」

「あの」



いつの間に入って来たのか、聞き覚えのある声に六人が振り返る



「ハナ!」

「華!」

「すみません、来るのが遅くなってしまって」



なんとなく頭を下げる華を止めるように、茅斗が彼女の肩を抱く



「ほらね、言った通りでしょ」



そして煉と和樹を強く睨み付けた



「それで、遥はなんて?」



壮真が話題を変えると、華は空いていた席に座って呉羽の提示した条件を伝えた

–––もちろん、一つ目は省いて。



「必要最低限の交流……ってなんなんだろうね」



そう呟く煉の言葉は意味深だ

だが華はそれには気付かず、最も気になっていた疑問を口にした



「遥さんは何のつもりでそんなことするんでしょうか……」



思えばここに来た時から妙に興味を持たれている

それでも、壮真たち他のメンバーへの執着も尋常ではないので特に訊くようなことではなかった



これが普通なのだと–––そう思っていた


/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ