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第23章 淡々と、眈々と。

取り出されたのはティッシュの箱。



“ああ、そっか……”



再びの律動に今度こそ絶頂を迎えながら、華の身体は突き付けられていた一つの事実を完全に理解した















“自分は抱かれるためにだけ存在しているのだ”



という事実を–––