この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ホントの唄(仮題)
第7章 二人だけの時間に


「えいっ!」


「え? オイ、なにを――」


 一気に取り乱した俺の身体は、そのバランスを大きく失っていた。それは真により突如として、胸元を強く押されていたから、であるが――ともかく、その結果。


 ザブン!


 俺は寄せて来た波に腰を下ろすように、派手な尻餅をついた。


「つ、冷てえ……」


 俺は正しく、海に浸かった時の感想を述べている。そりゃあ、そうだ。真夏と呼ぶにはまだかなり時期尚早であるように思われる、それも夕刻。もちろん俺は、ここへ海水浴に来たつもりはなかった。


 あれぇ……さっきまでのムードは、何だったのかな?


 海の温度に身体を震わせながら、俺は文句ありありの顔を真に向けるのだが。


「アハハハハ!」


 その当の真は、実にご機嫌に笑ってくれているではないか……。
 
/400ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ