この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ホントの唄(仮題)
第14章 エピローグ

「承知してます。ですから、来年こそはお願いいたします、と――」


 そう言って席を立った中島さんに、何気に目線を送った。その背中に汗が滲んでるのを認め、不用意にこう口走ってしまう。


「そうだね。中島さんも、汗っかきみたいだし。大変そうだ」


「――!?」


 中島さんは自分の両腕を抱え肩口を窄めると、信じられないとばかりに非難の眼差しを向けた。

 その反応を見るや、ヤバいと俺は自らの迂闊さを痛感している。


「い、今のは――セクハラ? それに加え、パワハラ? ついでに、モラハラも?」


「いやっ……少なくとも、モラハラとパワハラは違うでしょ!」


 慌ててそう言ったのを聞き届けてから、中島さんはキッパリとこう言い切る。


「では、社長を相手取り、セクハラで訴訟を起こすことにいたします」

/400ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ