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ホントの唄(仮題)
第3章 異常な日常の場面で

「…………」


 結果……17対1にて、大敗……。


 俺はリモコンでテレビを消し、そっと頭を項垂れていた。部屋の中が、異様なまでに静かである。

 しかし、いつまでも贔屓チームの敗戦に、この身をやつしている暇はなかった。

 と、そんな間にも――


「オジサン――野球どうだった?」


 風呂上がりの部屋着姿(短パンジャージ下とTシャツ)の真の登場である。

 俺は問われた質問を意に介さず、要点だけを早口に伝えた。


「さてと――もう、こんな時間だな。俺は床でいいから、真はベッドを使えよ。もしオッサン臭が気になるようなら、シーツと枕カバーは適当に変えてくれ。押入れに新しいのがある。じゃあ、俺も風呂に入ってくるから――疲れてるだろうし、先に寝てるといいぞ。まあ、とりあえず、そんな感じで――」


「あ、ちょっと――」


 パタン!


 何か言いたそうな真を残し、俺は脱衣場へと逃げ込む。

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