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another storys
第7章 ふたりの未来 【社内恋愛のススメ】
遙は幸い、悪阻もさほどひどくはないみたい。
とにかくお腹が空く、とお昼が前より量が増えたなと思うのと、やっぱり気にしてるんだろう、以前は禁煙室がいっぱいの時は、喫煙室でお昼を一緒に食べたのに、今は吸ってる人がいなくても喫煙室に入るのが気になるらしく、禁煙室が空いてないと自席で食べる、と事務所に戻ってしまう。
それは少し寂しくも感じる。
結婚したんだから、ママになるんだから仕方ない、とは思うけど。
頭で理解するのと、心で納得するのは違う。
私自身、結婚願望が強いわけじゃない。
遙もそうだった。
遙は、恋愛にも興味なさげ、というか、社内恋愛否定派で、ずっと、彼氏もいなくて。
かたや私は、その時既に付き合って3年になる彼がいて。
別に、競ってた訳ではないけど、結婚するなら、私のほうが先だと、どこかで思ってた。
とにかくお腹が空く、とお昼が前より量が増えたなと思うのと、やっぱり気にしてるんだろう、以前は禁煙室がいっぱいの時は、喫煙室でお昼を一緒に食べたのに、今は吸ってる人がいなくても喫煙室に入るのが気になるらしく、禁煙室が空いてないと自席で食べる、と事務所に戻ってしまう。
それは少し寂しくも感じる。
結婚したんだから、ママになるんだから仕方ない、とは思うけど。
頭で理解するのと、心で納得するのは違う。
私自身、結婚願望が強いわけじゃない。
遙もそうだった。
遙は、恋愛にも興味なさげ、というか、社内恋愛否定派で、ずっと、彼氏もいなくて。
かたや私は、その時既に付き合って3年になる彼がいて。
別に、競ってた訳ではないけど、結婚するなら、私のほうが先だと、どこかで思ってた。