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another storys
第9章 運命のふたり【パズルⅡ・運命の恋人】
東西の移動はアップダウンがないけど、南北での移動は駅より北側は上り坂、しかも結構急勾配で、異人館とか北の方に行きたいなら自転車は無理、という情報も得て、シティループバス、という巡回バスに乗った。
ダークグリーンを基調にした、すごくレトロなデザインのボンネットバスで。あ、そうそう、神戸のイメージってこんな感じ。と素直に思える。
それで異人館のあたりを見て回る。
幾つか入ったけど、本当町中に古い洋館が点在してる、って感じで。結構な勾配の坂が眼下に広がって、うん、自転車は無理だ。と納得できた。
なんとかの館、なんとか邸みたいな名前の中に、ひとつだけ『ベンの家』という洋館があって。なんでココがだけ館とか邸じゃないんだろ、と不思議に思ったら、サトシさんも気になってたみたいで、入ってみた。
ダークグリーンを基調にした、すごくレトロなデザインのボンネットバスで。あ、そうそう、神戸のイメージってこんな感じ。と素直に思える。
それで異人館のあたりを見て回る。
幾つか入ったけど、本当町中に古い洋館が点在してる、って感じで。結構な勾配の坂が眼下に広がって、うん、自転車は無理だ。と納得できた。
なんとかの館、なんとか邸みたいな名前の中に、ひとつだけ『ベンの家』という洋館があって。なんでココがだけ館とか邸じゃないんだろ、と不思議に思ったら、サトシさんも気になってたみたいで、入ってみた。