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第9章 運命のふたり【パズルⅡ・運命の恋人】
「あ、あの、サトシさん?今日くらいゆっくり休まない?」

「ヤ。」

僕の提案を一文字で全否定。

サトシさんの口撃に僕が抗えるはずもなく、あっさり陥落。

ホテル部屋の窓辺に手をついて、後ろから攻められる。

窓の向こうには夜景が広がってて、周りには高層ビルもあるけど、こっちの室内が見えるような距離感じゃないから、たぶん大丈夫。

だけど…片側だけ捲り上げたTシャツの裾からサトシさんの手が忍び込んできて、近場をいじられる。だらしなく開いたデニム、前立ての隙間から突き上げるように勃ったモノが覗き、その先端は先走りで色が変わってる…そんなヨガッてる自分の痴態が鏡みたいな大きな窓にがっつり映ってる状況はかなり…クるものがあった。

2回目はベッドの中で。

最初はシックスナインから。でも最終的には後ろからハメられて、サトシさんの手の中でイく。

いつもとあんまり変わらないのに、やっぱ時折目に入る部屋の景色とか。
自分たちの部屋とは違うシーツの感触とか。
いつもとは違う、ていう状況は確かに興奮するみたい。

汗だくになった身体を部屋のシャワーでザッと流し、夜景を見ながら、昼間にお土産物やさんで買ったミニボトルの日本酒で乾杯。

1日目はこんな感じ。
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