この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
another storys
第10章 Ma petite chérie.【Cross roads】
「キレイ‼︎」
「じゃ、これ、誕生日にプレゼントしようか?」
「良いの?」
「うん。あ、でも…会社で手配するから誕生日に間に合わないかもしれないな…」
「別に、それは拘らないわ。今年の誕生日は土曜日だから、デートしてお祝いしてね?」
「うん。じゃ、そういうことで」
「ね、隆行くん、今日、これから、隆行くんのお部屋にお邪魔しても、いい?」
「え?別に、いいけど…ちょっと、散らかってる、よ?」
美佳ちゃんは俺に近づいて消えそうな声で呟いた。
「…生理…終わった、から…」
それは…OKってコトですか。
いや、付き合って半年経つし、流石に彼女とももう初めてじゃないけどね?
彼女の体調もあるし、毎回デートのトキにデキるわけじゃない。ま、会って、食事とセックスしかしないような付き合いはイヤだ、と彼女に言われてるし、俺も今までがそうだったから、そこは反省すべきだと思ってる。
でもそうなると、主導権は完全に彼女にあるんだよなぁ…
「じゃ、これ、誕生日にプレゼントしようか?」
「良いの?」
「うん。あ、でも…会社で手配するから誕生日に間に合わないかもしれないな…」
「別に、それは拘らないわ。今年の誕生日は土曜日だから、デートしてお祝いしてね?」
「うん。じゃ、そういうことで」
「ね、隆行くん、今日、これから、隆行くんのお部屋にお邪魔しても、いい?」
「え?別に、いいけど…ちょっと、散らかってる、よ?」
美佳ちゃんは俺に近づいて消えそうな声で呟いた。
「…生理…終わった、から…」
それは…OKってコトですか。
いや、付き合って半年経つし、流石に彼女とももう初めてじゃないけどね?
彼女の体調もあるし、毎回デートのトキにデキるわけじゃない。ま、会って、食事とセックスしかしないような付き合いはイヤだ、と彼女に言われてるし、俺も今までがそうだったから、そこは反省すべきだと思ってる。
でもそうなると、主導権は完全に彼女にあるんだよなぁ…