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another storys
第10章 Ma petite chérie.【Cross roads】
ズルズルになったゴムをティッシュに包んでゴミ箱に捨て、お互いの身体もティッシュで拭く。
すぐに服は着ない。裸のまま、抱き合っていちゃいちゃする。
前は、終わったら所謂賢者タイムってのかな、相手に対する興味も、好意もイッた瞬間に無くなってた。
美佳ちゃんの時にもそうなったらどうしようって、ちょっと思ってたけど、そうはならなかった。すごく、満たされた気分で、美佳ちゃんが、俺にとって特別なんだって、実感できた。
「隆行くんて、睫毛長いね」
「そうかな。」
「うん。私の好きな顔。」
両手で俺の頬を包んで、優しく目元を触ってくる。
「顔だけ?」
「全部。」
「俺も。美佳ちゃんに出逢えてよかった…それだけは祥悟さんに、感謝しないと。祥悟さんに、自分の話しなかったら、美佳ちゃんと会う機会はなかったかもしれない」
狭いベッドの中で、脚を絡めて抱き合って眠った…
すぐに服は着ない。裸のまま、抱き合っていちゃいちゃする。
前は、終わったら所謂賢者タイムってのかな、相手に対する興味も、好意もイッた瞬間に無くなってた。
美佳ちゃんの時にもそうなったらどうしようって、ちょっと思ってたけど、そうはならなかった。すごく、満たされた気分で、美佳ちゃんが、俺にとって特別なんだって、実感できた。
「隆行くんて、睫毛長いね」
「そうかな。」
「うん。私の好きな顔。」
両手で俺の頬を包んで、優しく目元を触ってくる。
「顔だけ?」
「全部。」
「俺も。美佳ちゃんに出逢えてよかった…それだけは祥悟さんに、感謝しないと。祥悟さんに、自分の話しなかったら、美佳ちゃんと会う機会はなかったかもしれない」
狭いベッドの中で、脚を絡めて抱き合って眠った…