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another storys
第13章 Lesson ー笑顔の魔法ー【パズルⅡ】
そんなある日。
「井上さん。これ、出張土産。皆に配っといて」
私に箱入りのお菓子を渡してきたのは、営業部の長野主任。
すらっと背が高くて、ルックスも良くて、スーツのセンスも悪くない。
だからもちろん、女性社員には人気がある。
歳は確か29歳…だったはず。で、主任なんだからもちろん仕事もできる。
「はい…ご丁寧にありがとうございます。出張お疲れ様でした。」
ぺこりと頭を下げてお菓子を受け取る。
ちょうど時間も3時前だし、仕事もひと段落ついたし、特に急ぎの仕事もない。
包みを開封してゴミを捨て、事務所内で一つずつ配った。
居ない人には長野さんからの出張土産と一言書いた付箋と一緒にデスクに置いた。
「井上さん。これ、出張土産。皆に配っといて」
私に箱入りのお菓子を渡してきたのは、営業部の長野主任。
すらっと背が高くて、ルックスも良くて、スーツのセンスも悪くない。
だからもちろん、女性社員には人気がある。
歳は確か29歳…だったはず。で、主任なんだからもちろん仕事もできる。
「はい…ご丁寧にありがとうございます。出張お疲れ様でした。」
ぺこりと頭を下げてお菓子を受け取る。
ちょうど時間も3時前だし、仕事もひと段落ついたし、特に急ぎの仕事もない。
包みを開封してゴミを捨て、事務所内で一つずつ配った。
居ない人には長野さんからの出張土産と一言書いた付箋と一緒にデスクに置いた。