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another storys
第2章 その後のふたり【パズルⅡ・運命の恋人】
「僕は!ずっと君に申し訳ないと思ってきた。ゲイだってことを隠して君と付き合った事も、サトシさんの誘いを拒めずに君に衝撃的なシーンを見せてしまったことも…君が学校を辞めたのだってそのせいだと思ってたし、心を病んでしまってたりしたらどうしようとか、ホンットに切ないくらい悩んでたんだよ!それが….!」
全部誤解だった上に自分の初体験までネタにされてるなんて…!
言葉を続けられずに僕はかぶりを振って溜息を吐く。
「…私が、ショック受けてないと思ってるの?大好きな彼氏に浮気された上、相手が同性でしかも自分のお兄ちゃんなんだよ?間宮くんの言う通り、本当に心を病んでてもおかしくない状況だったと思うけど。そりゃデリケートな部分をネタにさせてもらってるのは謝るけど、私が本当にメンヘラになってたら間宮くん責任取ってくれるの?」
う…イタイところを突かれる。僕は諦めて席に着いた。
全部誤解だった上に自分の初体験までネタにされてるなんて…!
言葉を続けられずに僕はかぶりを振って溜息を吐く。
「…私が、ショック受けてないと思ってるの?大好きな彼氏に浮気された上、相手が同性でしかも自分のお兄ちゃんなんだよ?間宮くんの言う通り、本当に心を病んでてもおかしくない状況だったと思うけど。そりゃデリケートな部分をネタにさせてもらってるのは謝るけど、私が本当にメンヘラになってたら間宮くん責任取ってくれるの?」
う…イタイところを突かれる。僕は諦めて席に着いた。