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another storys
第2章 その後のふたり【パズルⅡ・運命の恋人】
「ま、まぁまぁ、せっかく再会したのにいきなりケンカしないの!」
一触即発になりかけた僕と優美ちゃんの間でサトシさんがオロオロしてるけど、だいたいそもそも原因を作ったのアンタだからね⁉︎
「ま、私が腐女子として目覚めてしまったのはあなたたちが原因なんだから、ご飯のネタくらい提供してくれたって悪くないと思うのよね?アレがなければ私だってフツーの男性と恋をして、幸せな結婚できてたかもしれないんだしぃ?」
ナニこの開き直り…
僕は怒りを通り越してもはや呆れるしかなかった…
僕は座布団の上にあぐらをかき、酒のメニューをめくる。龍紅葉があった。へぇ、東京で置いてる店あるんだ…と思ったけど、ウチでいつでも呑めるものをわざわざお金払って呑むのも面白くない。僕は別の銘柄の純米吟醸をオーダーした。
灘の酒もスッキリしていて好きだ。
一触即発になりかけた僕と優美ちゃんの間でサトシさんがオロオロしてるけど、だいたいそもそも原因を作ったのアンタだからね⁉︎
「ま、私が腐女子として目覚めてしまったのはあなたたちが原因なんだから、ご飯のネタくらい提供してくれたって悪くないと思うのよね?アレがなければ私だってフツーの男性と恋をして、幸せな結婚できてたかもしれないんだしぃ?」
ナニこの開き直り…
僕は怒りを通り越してもはや呆れるしかなかった…
僕は座布団の上にあぐらをかき、酒のメニューをめくる。龍紅葉があった。へぇ、東京で置いてる店あるんだ…と思ったけど、ウチでいつでも呑めるものをわざわざお金払って呑むのも面白くない。僕は別の銘柄の純米吟醸をオーダーした。
灘の酒もスッキリしていて好きだ。