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another storys
第15章 花火ーケンカの後は…【パズルⅡ】
「今はお前と喋る気分じゃない。帰って。」
「どうしたの?なんかあった?」
なんかあったって!どの面下げて言ってんだよ、お前のせいだろ!?そう言いたいのをぐっと飲み込んだ。
「美桜…一昨日。海行ったあと、誰とどこ行った?」
「え?」
「答えられないのか?一緒にいた男は誰だって聞いてるんだけど。」
「あれは…てか、何で知ってるの?」
「見たんだよ。お前が男とホテルから出てくんの。」
「…それは…事情があって…でも、信じて?彼とは何にもないの!それに…」
「あんな現場見て信じられるわけないだろ?」
俺の言葉に美桜は目を見開いて。
「現場って何?建物から出てくるとこ見ただけでしょ?部屋の中まで見たワケじゃないのになんで断定するの?そんなに私信用ない?」
「ホテル行ったのは認めるんだな?じゃ充分だろ。部屋の中ですることなんか一つしかないだろうが!」
「何で、決めつけんの、っていってんの。私と彼の関係も知らないのに!」
「知りたくないよそんなの。美桜は、逆の立場ならどう思う?俺がお前の知らない女の肩抱いてホテルから出てくるとこ見て。あの子とは何にもないよって、それで納得できんのか?ショック受けないのか?」
「…そう、だね…ごめん。でも、ホントに彼とはただの友達…それだけは言っとくね…」
美桜は肩を落とし、とぼとぼと帰って行った。
「どうしたの?なんかあった?」
なんかあったって!どの面下げて言ってんだよ、お前のせいだろ!?そう言いたいのをぐっと飲み込んだ。
「美桜…一昨日。海行ったあと、誰とどこ行った?」
「え?」
「答えられないのか?一緒にいた男は誰だって聞いてるんだけど。」
「あれは…てか、何で知ってるの?」
「見たんだよ。お前が男とホテルから出てくんの。」
「…それは…事情があって…でも、信じて?彼とは何にもないの!それに…」
「あんな現場見て信じられるわけないだろ?」
俺の言葉に美桜は目を見開いて。
「現場って何?建物から出てくるとこ見ただけでしょ?部屋の中まで見たワケじゃないのになんで断定するの?そんなに私信用ない?」
「ホテル行ったのは認めるんだな?じゃ充分だろ。部屋の中ですることなんか一つしかないだろうが!」
「何で、決めつけんの、っていってんの。私と彼の関係も知らないのに!」
「知りたくないよそんなの。美桜は、逆の立場ならどう思う?俺がお前の知らない女の肩抱いてホテルから出てくるとこ見て。あの子とは何にもないよって、それで納得できんのか?ショック受けないのか?」
「…そう、だね…ごめん。でも、ホントに彼とはただの友達…それだけは言っとくね…」
美桜は肩を落とし、とぼとぼと帰って行った。