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another storys
第16章 So sweet【パズルⅡ・運命の恋人】
「私の部屋、今年更新なの。」
「いつ?」
「2月。」
「…あと半年か…」
「うん。でね、引っ越したいから…一緒に住まない?」
「それは…同棲?それとも、結婚…?」
「出来たら後者で…」
「そか。うん、この状況でプロポーズもないから、それはまた、後日…とりあえずは、物件探しから始めようか…」
由香が頷いて、会話が途切れる。
「由香、会社大丈夫?」
「昨日一旦帰った時に、出勤の準備してきたから、こっからなら8時くらいに出れば間に合う。」
「準備いいね。じゃ、まだ時間ある?」
「うん。シャワー浴びなきゃだし」
「その前に、もっかい、いい?」
腰を押し付けると、由香が呆れた様に笑った。
「もぅ、ばか…」
そう言いながら拒否はしない。
朝からもう1回して、2人でシャワーを浴びた。
簡単な朝食を用意している間に由香は服を着て化粧をする。
2人で朝食を食べて、由香を見送り、溜まった洗濯をしようとしたら昨日のうちに由香が済ませてくれたみたいで、洗濯機の中は空だった。
シーツと枕カバー、昨日着てた服を洗濯して、のんびりした休日を過ごした。
ーfinー