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another storys
第21章 父とオトコの境界線【社内恋愛のススメ】
すっかり目が覚めた…

リビングに戻り、時計を見る。
まだ7時。
遙はまだ起きちゃ来ないだろうなぁ…
ヤカンで湯を沸かし、その間にドリップコーヒーの準備をした。
遙用のカフェインレスの豆も一緒に出す。
お揃いのコーヒーカップの上に、1人用の小さいドリッパーを置き、自分のコーヒーを淹れた。
コーヒーが落ちたらフィルターをながしに置いて、ペーパーでドリッパーを拭き、遙のカップに新しいフィルターと豆をセットしておく。
因みにコーヒーのカスは新聞紙の上で乾かして吸い殻の臭い消しに使う。よくサ店とかでそういう風にしてるとこがあって、真似してやるようになった。前は灰皿に入れてたけど、今は外で吸ってるから灰皿には入れない。灰皿がいっぱいになったらコンビニの袋に入れて普通に生ゴミと一緒に捨てるから、袋がいっぱいになるまで結構時間がある。
その時に一緒に入れると捨てるまでゴミ箱の中に入れてても若干マシな気がする。
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