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another storys
第21章 父とオトコの境界線【社内恋愛のススメ】
思わず携帯を放り出し、

「ゴメン!」

と謝ると、遙の白い喉がゴクリ、と動いた。

「…飲んだ…?」

「喉の奥に入れたら、舌の上を通らなかったら味感じないから大丈夫って、サイトで見たの。試してみた…結構平気かな…あ、でもやっぱニオイちょっとあるわ…」

俺の為に、頑張ってくれてる遙に申し訳ない気持ちと、比べようもない快感…

遙をきゅっと抱き締めてキスする。
自分のなんだけど、なんか、飲ませてしまったとわかってるからか、なんか微妙な味がする、気がする。
不味いモン飲ませて、本当ゴメン…でも嬉しい…俺は馬鹿なんだろうか…いや、男なんてきっと、皆馬鹿だよ….

後から携帯を見ると、バッテリーが切れてて。どこまで撮れてたんだろう、と心配になったが、充電して確認すると、ちょうどフィニッシュを迎えたブレブレの画面で終わってた。一晩中弄ってたからな…でもこんだけ撮れてりゃ充分いいオカズだ。

終わった後、遙とちょっとの間いちゃいちゃして、遙が腹が減った、と言い出したから一緒におきて朝飯を作って食った。
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