この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
another storys
第22章 Promise【秘密の恋人】
まだ26歳。お給料の額は知らないけれど、神戸なんて家賃も高そうだし、安いところというのは何か理由があるものだ。
男だからと高を括って、値段につられて変な所には住むなとは言ってある、と義隆さんは言っていたけれど。
実家が通勤圏内にあれば、結婚するまで実家暮らしなんて珍しい話でもない。それを思えば、隆行さんの独り立ちする費用を援助してもいいくらいだったのだけど。
敷金礼金なんかのまとまった費用は義隆さんが用立ててはいるものの、義隆さんが要らないと言っても毎月きちんと一定額ずつ返済されているらしいし、それ以上の援助も必要ない、と突っぱねているそうだ。
隆行さんには「一旦甘えてしまったらそれが無くなった時の方がきつい。だったら給料上がるように売上に貢献してよ。」と冗談めかして言われたそうで。
義隆さんは真剣に何を買えばいいのか考えていたらしく。
私の誕生日に、隆行さんの勤める会社が展開するブランドのアクセサリーを買ってくれようと思っていたらしい 。
男だからと高を括って、値段につられて変な所には住むなとは言ってある、と義隆さんは言っていたけれど。
実家が通勤圏内にあれば、結婚するまで実家暮らしなんて珍しい話でもない。それを思えば、隆行さんの独り立ちする費用を援助してもいいくらいだったのだけど。
敷金礼金なんかのまとまった費用は義隆さんが用立ててはいるものの、義隆さんが要らないと言っても毎月きちんと一定額ずつ返済されているらしいし、それ以上の援助も必要ない、と突っぱねているそうだ。
隆行さんには「一旦甘えてしまったらそれが無くなった時の方がきつい。だったら給料上がるように売上に貢献してよ。」と冗談めかして言われたそうで。
義隆さんは真剣に何を買えばいいのか考えていたらしく。
私の誕生日に、隆行さんの勤める会社が展開するブランドのアクセサリーを買ってくれようと思っていたらしい 。