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another storys
第23章 Become a family 【パズルⅡ・運命の恋人】
年末。
30日の夕方新大阪に着く新幹線に、由香と2人で乗った。
新大阪駅まで、迎えに来てくれたのは兄貴だった。
駅について電話すると、新幹線の高架下に車を停めてるというのでそこまでいく。
バスが停まるスペースの後ろに車が停まってて、脇に兄貴が立って手を振ってた。
俺たちの荷物を車に乗せ、ハッチバックドアをバクン!と閉めながら。
「狭くて悪いけど、後ろに乗ってくれるか?」
と言う。
2人で頷いて後方のスライドドアを開けた。助手席には美桜ちゃんが乗ってて。挨拶し、後ろに乗り込む。
兄貴の車はデカいワゴンタイプで。2年前うちの会社でCMを作った車種だった。
3列シートで、運転席の後ろは1人掛け。
その後ろが、三人座れるベンチシートで、畳むと広いバックスペースになるやつ。
1人掛けのシートには真新しいチャイルドシートが既に据え付けられていた。
30日の夕方新大阪に着く新幹線に、由香と2人で乗った。
新大阪駅まで、迎えに来てくれたのは兄貴だった。
駅について電話すると、新幹線の高架下に車を停めてるというのでそこまでいく。
バスが停まるスペースの後ろに車が停まってて、脇に兄貴が立って手を振ってた。
俺たちの荷物を車に乗せ、ハッチバックドアをバクン!と閉めながら。
「狭くて悪いけど、後ろに乗ってくれるか?」
と言う。
2人で頷いて後方のスライドドアを開けた。助手席には美桜ちゃんが乗ってて。挨拶し、後ろに乗り込む。
兄貴の車はデカいワゴンタイプで。2年前うちの会社でCMを作った車種だった。
3列シートで、運転席の後ろは1人掛け。
その後ろが、三人座れるベンチシートで、畳むと広いバックスペースになるやつ。
1人掛けのシートには真新しいチャイルドシートが既に据え付けられていた。