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another storys
第26章 シンデレラ ガール【同級生】
「…どう、すれば、いいの…?」
「まずは自分を知ること。いい? 自分で、自分のコトがわかってないから、自分に似合うモノがわからない。自分に必要なモノと不必要なモノの区別がつかないから、ムダなモノを買ってしまう。ムダなモノを買うからモノが増えて片付かない。部屋が散らかると思考も散漫になるし、集中力も持続しない。ストレスも溜まる。ストレスは肌によくない。な? 全部リンクするんだ。だからまずは、客観的に自分に似合うモノを知るところから始める。そこで、これ。」
玄くんはベッドサイドに置いてあった鞄の中からタブレットを出して、電源を入れた。
メールからリンクを開いて出したのは、雑誌の特集みたいな記事。
「コレ、今度俺が撮影する仕事。翠もこれに応募するんだ。」
その記事は…
「…えっ…読者モデル…? ウソでしょ? ムリよ!」
「まずは自分を知ること。いい? 自分で、自分のコトがわかってないから、自分に似合うモノがわからない。自分に必要なモノと不必要なモノの区別がつかないから、ムダなモノを買ってしまう。ムダなモノを買うからモノが増えて片付かない。部屋が散らかると思考も散漫になるし、集中力も持続しない。ストレスも溜まる。ストレスは肌によくない。な? 全部リンクするんだ。だからまずは、客観的に自分に似合うモノを知るところから始める。そこで、これ。」
玄くんはベッドサイドに置いてあった鞄の中からタブレットを出して、電源を入れた。
メールからリンクを開いて出したのは、雑誌の特集みたいな記事。
「コレ、今度俺が撮影する仕事。翠もこれに応募するんだ。」
その記事は…
「…えっ…読者モデル…? ウソでしょ? ムリよ!」