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another storys
第3章 片思いの行方【パズル】
「あ〜、コイツ寂しがりだからなァ。振られるとすぐ他の女に行くクセあるかも。けど俺の知る限りでは付き合ってる期間被ってることもないから女グセ悪いって評価は、訂正してやって?流石に同性として可哀想だわ。」

「でもさ、そんな短期間に振られるってことは、なんかモンダイあるってことでしょ?しかも1人じゃなく何人も。」

それは…俺が女のコを通して森崎を見るっていう、姑息な真似をしてたから…
女のコ自身をちゃんと見てなかったからだ…だけど、そんなことココでは言えなくて。

藤田もフォローしきれなくなったんだろう、

「あーその点に関しては俺も女としてコイツと付き合ったことないからわからんなぁ…」

と笑った。

携帯が震え、テーブルの下でこっそり見ると、藤田がテーブルの下で携帯をいじって、Lineを寄越してた。

「ごめん、これ以上ムリ」

俺はそれにサンキュースタンプを返して。
何事もなかったように雑談を続けた。
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