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another storys
第3章 片思いの行方【パズル】
呑み会が終わり、俺は約束通り2人分の会費を藤田に渡し、店を出る。
同じ方向の森崎を送る口実で一緒に歩いた。

「…森崎…もう1回だけ言う。俺、お前が好きだ。今までチャラくいろんなコと付き合ってきたけど、今はもうそんなこともしてない。それだって、森崎が、幸村を好きだってわかってたから。不毛な片思い止めようって、なんとか森崎のこと忘れようと思って、他の子と付き合った。でもダメだった。どうしてもどっか森崎に似たコとばっかり付き合っちゃって…結局、ホントに私のこと好きなの?って振られてばっかり。そりゃそうだよなぁ…俺は、女のコを通してお前しか見てなかった。女のコ自身を見てなかったから、バレて振られてたんだ。それに気づいたのも、かなり経ってからだったけど…」

森崎が驚いた顔で俺を振り仰ぐ。

「お前が俺を見てなくても、俺は森崎だけを見てるよ。」

「井上くん….が….忘れさせてくれる、の…?」

森崎がポツリと呟いた。
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