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another storys
第26章 シンデレラ ガール【同級生】
気が進まないまま、部屋に戻ると玄くんに促されて寝室の白い壁の前に立つ。

「翠は、可愛いのに自分に自信がなさすぎる。だから思い切った格好もできないし、姿勢も悪い。いつも俯き気味だから猫背になる。悪い姿勢は代謝が落ちるから太りやすくなるぞ?」

ニヤっと意地悪な顔で笑って、

「はい、背筋を伸ばして真っ直ぐに。深呼吸して姿勢を整えるぞ? 俺の声が止まるまで合わせて呼吸する。いい?…はい、吸ってぇ〜……まだまだ…限界まで吸って…」

…も、もう、無理…何も入って来ない…と思った時、玄くんがぐっと拳を握ってストップらしいサイン。するとすぐに、

「吐いて〜……ゆっくり…まだまだ…何も出なくなるまで…」

…さ、酸欠になるッ…

「…止めて!まだ吸うな!」

ちょ、無理ッ…‼︎ 早くぅ!

玄くんは私のお腹に手を当てて、

「OK。さっきのお腹の位置わかる? それを意識して。背筋を伸ばす。顎を引く。腹筋と背筋に力を入れて、ケツの穴を締める! 天井から1本の糸で吊られてるような感じで、肩はストンと自然に下ろして…よし!」

喋りながら背筋やお腹を触って調整して、ある一点でピタ、と止めた。私を斜めに立たせて足の位置を整え、手はおへその前で軽く重ねる。

「コレが、正しい姿勢。腹筋背筋、括約筋以外はムダな力を抜く。このままちょっとキープして。行くよ!」

素早く私から離れ、携帯で数枚の写真を撮った。
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