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another storys
第26章 シンデレラ ガール【同級生】
写真は立ち姿とバストアップ。
次は座って顔のアップを撮影。
応募の文書もプロフィールも、玄くんが適当に作ってくれて。
「コレで、書類選考通ったら、本番の写真は俺が撮るんだから別に緊張もしないだろ? プロにメイクとスタイリングして貰って、キレイな服着て、自分の違う一面を見てみな? きっといい経験になるから。 で、俺と一緒に、翠に似合うスタイルを探そう。それに合わない持ち物は処分する。別に全部捨てろとは言わない。俺の知り合いにオークション代行業してるヤツがいるから、そいつに頼んで売ってもらおう。女のコは男よりファッションの流行り廃りが早いから、モノを買うなとは言わない。これからも欲しいモノは買えばいい。でも、1度身軽になると贅肉はつけたくなくなるのが人間だ。自分のスタイルがはっきりすれば、流行りの中から自分に必要なモノをピックアップできるようになるから。大丈夫、1人でしろなんて言わない。俺がついてる。」
玄くんは、すごく優しい顔で笑った。
次は座って顔のアップを撮影。
応募の文書もプロフィールも、玄くんが適当に作ってくれて。
「コレで、書類選考通ったら、本番の写真は俺が撮るんだから別に緊張もしないだろ? プロにメイクとスタイリングして貰って、キレイな服着て、自分の違う一面を見てみな? きっといい経験になるから。 で、俺と一緒に、翠に似合うスタイルを探そう。それに合わない持ち物は処分する。別に全部捨てろとは言わない。俺の知り合いにオークション代行業してるヤツがいるから、そいつに頼んで売ってもらおう。女のコは男よりファッションの流行り廃りが早いから、モノを買うなとは言わない。これからも欲しいモノは買えばいい。でも、1度身軽になると贅肉はつけたくなくなるのが人間だ。自分のスタイルがはっきりすれば、流行りの中から自分に必要なモノをピックアップできるようになるから。大丈夫、1人でしろなんて言わない。俺がついてる。」
玄くんは、すごく優しい顔で笑った。