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another storys
第28章 それぞれのX'mas 【Cross roads 他】
もぞもぞと起き出してパンツだけ履き、スーツのポケットから財布を出して部屋に備え付けの自販機を覗く。
2段のキャビネットみたいな扉を開けると、上がグッズ関係、下が飲み物。
ゴム以外にもオモチャ類が色々あって。
こういうのって、そういう店とかも行ったことないし、あんまりまじまじ見たことないんだけど…うわぁ…ヤバいカタチのバイブとか見てるとちょっと妄想しちゃう…豹柄のファーの手錠とアイマスクを付けた美佳ちゃんを、ピンクローターで責める姿を想像してみる。
甘い声で喘ぐ美佳ちゃんが脳裏に浮かんで、ごくっと生唾を呑み込んだ時。
「おはよ…隆行くん、もう起きてたの?早いね」
「あっ…美佳ちゃん、おはよ」
美佳ちゃんが起きてこっちを見てて、慌てて扉を閉めた。
「…どうしたの?」
「う、うん、ちょっと喉渇いて…」
俺は慌てて下の飲み物の扉を開け、小銭を入れてスポーツドリンクを買った。
結局、ゴムも買えなかった。
無駄にドキドキする心臓を悟られないように、ベッドに腰掛けてスポーツドリンクのキャップを開ける。
ひと口飲んで、
「美佳ちゃんも飲む?」
ブランケットを引き上げて身体を隠しながら、美佳ちゃんは頷いてペットボトルを受け取った。
2段のキャビネットみたいな扉を開けると、上がグッズ関係、下が飲み物。
ゴム以外にもオモチャ類が色々あって。
こういうのって、そういう店とかも行ったことないし、あんまりまじまじ見たことないんだけど…うわぁ…ヤバいカタチのバイブとか見てるとちょっと妄想しちゃう…豹柄のファーの手錠とアイマスクを付けた美佳ちゃんを、ピンクローターで責める姿を想像してみる。
甘い声で喘ぐ美佳ちゃんが脳裏に浮かんで、ごくっと生唾を呑み込んだ時。
「おはよ…隆行くん、もう起きてたの?早いね」
「あっ…美佳ちゃん、おはよ」
美佳ちゃんが起きてこっちを見てて、慌てて扉を閉めた。
「…どうしたの?」
「う、うん、ちょっと喉渇いて…」
俺は慌てて下の飲み物の扉を開け、小銭を入れてスポーツドリンクを買った。
結局、ゴムも買えなかった。
無駄にドキドキする心臓を悟られないように、ベッドに腰掛けてスポーツドリンクのキャップを開ける。
ひと口飲んで、
「美佳ちゃんも飲む?」
ブランケットを引き上げて身体を隠しながら、美佳ちゃんは頷いてペットボトルを受け取った。