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第28章 それぞれのX'mas 【Cross roads 他】

支度をしてホテルを出る。時間は午前7時。
俺はフォーマルスーツ、美佳ちゃんはコートの下はパーティードレスで。
でも二人ともヘアセットはビミョーな感じで。
これから結婚式に出席する感じじゃない。
美佳ちゃんは実家住まいだから、不自然でない程度に解放しなきゃだから、ささっとカフェでサンドイッチを買って、俺の部屋に帰った。
部屋着に着替えてインスタントコーヒーを淹れ、バゲットサンドとホットサンド、2種類をシェアしながら、タブレットで景品の旅館の予約状況を確認。
24日の１泊が△でまだ行けそうだったから、そこを押さえて、部屋でちょっとだけまったりして。
午前中に美佳ちゃんは帰した。