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another storys
第29章 2人のX'mas【同級生】

お兄さん⁉︎
「部屋、入るなら開けてくれないかな。寒くてさ。」
お兄さんは私が手に持ったままの合鍵を見てて。
この状況で玄くんを待つのも不自然だし。
かと言って家の中で初対面のお兄さんと2人きり、のシチュエーションは避けたい…
てか玄くんとスリーショットもビミョーだけど…
戸惑いながら、お兄さんの早く開けろ、という無言のプレッシャーに負けて、アルコーブの鍵を開けようとした時、玄くんがエレベーターから降りてきた。
「玄くん…」
「兄貴!何しに来たんだよ!? 翠もさ、他人の前で鍵開けてんなよ。不用心だろ?」
「ごめん…」
「俺が開けろって言ったんだよ。不用心なのはお前だろ。自分が部屋に居る状況ならまだしも女の子1人部屋に上がらせて。俺が変質者だったら彼女が襲われてたって文句言えないぞ。」
「マジで何しに来たんだよ。」
うんざりした感じで玄くんがマンションの鍵を開け、私に続いてお兄さんも当然のように靴を脱いで上がる。
「部屋、入るなら開けてくれないかな。寒くてさ。」
お兄さんは私が手に持ったままの合鍵を見てて。
この状況で玄くんを待つのも不自然だし。
かと言って家の中で初対面のお兄さんと2人きり、のシチュエーションは避けたい…
てか玄くんとスリーショットもビミョーだけど…
戸惑いながら、お兄さんの早く開けろ、という無言のプレッシャーに負けて、アルコーブの鍵を開けようとした時、玄くんがエレベーターから降りてきた。
「玄くん…」
「兄貴!何しに来たんだよ!? 翠もさ、他人の前で鍵開けてんなよ。不用心だろ?」
「ごめん…」
「俺が開けろって言ったんだよ。不用心なのはお前だろ。自分が部屋に居る状況ならまだしも女の子1人部屋に上がらせて。俺が変質者だったら彼女が襲われてたって文句言えないぞ。」
「マジで何しに来たんだよ。」
うんざりした感じで玄くんがマンションの鍵を開け、私に続いてお兄さんも当然のように靴を脱いで上がる。

