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another storys
第30章 思い出の味【社内恋愛のススメ・Cross roads】

「おはよ。起きた?ホットケーキ焼けたよ。」
「ありがとう。」
とは言ったものの。
俺は実は、ホットケーキあんまり好きじゃない。
何でって言われるとよくわからないんだけど。
甘いものも嫌いじゃないし。
ケーキっていいながら、シロップかけないと甘くないとこかな。パンほど食べ応えがないとこかな。
なんか、中途半端なんだよな、ホットケーキって。
食事なのかおやつなのか趣旨がよくわかんないっていうか。
でも、せっかく美佳ちゃんが用意してくれたのに、食べないわけにもいかなくて。
ベッドから起き上がり、パンツを履いてTシャツとスウェットの上下を着込む。
「頂きます。」
ウチにはカトラリーセットなんてないから、美佳ちゃんがあらかじめ包丁で一口サイズに切ってくれてて。
そこにシロップをかける。
「ありがとう。」
とは言ったものの。
俺は実は、ホットケーキあんまり好きじゃない。
何でって言われるとよくわからないんだけど。
甘いものも嫌いじゃないし。
ケーキっていいながら、シロップかけないと甘くないとこかな。パンほど食べ応えがないとこかな。
なんか、中途半端なんだよな、ホットケーキって。
食事なのかおやつなのか趣旨がよくわかんないっていうか。
でも、せっかく美佳ちゃんが用意してくれたのに、食べないわけにもいかなくて。
ベッドから起き上がり、パンツを履いてTシャツとスウェットの上下を着込む。
「頂きます。」
ウチにはカトラリーセットなんてないから、美佳ちゃんがあらかじめ包丁で一口サイズに切ってくれてて。
そこにシロップをかける。

