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第5章 僕の夏休み【パズルⅡ・運命の恋人】
2人とも美味しいと喜んでオムライスを食べ、美味しいと評判のジェラート店でテイクアウトのジェラートを買って帰る。

マンションに着くと、田舎の家とは全く違う雰囲気に2人ともキョロキョロしていた。
姉ちゃんに、昼を食べて今マンションに着いたとメールで連絡。

ま、幾ら田舎といっても単身者用のマンションくらいはあるけど、そんなとこに住んでる知り合いもいないだろうし、中を見ることはそうそうないもんな。

「TVに出てくる部屋みたい…」

そんなに生活感ないかな…まぁ田舎の家に比べたらそうか…別にインテリアに凝ってる訳でもないけど、極力余計なモノは置かないようにしてるし。

「夜はこのソファをベッドにしてあげるから2人で寝なよ。お客さん用の布団は1組しかないからね」

2人はこくりと頷いた。

「疲れてるなら昼寝してもいいけど、元気があるならプールでも行く?下にあるよ。」

「マンションにプールもあるの?」

2人ハモって目を丸くする。
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