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テリトリー
第4章 強姦!押武
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サクラは後ろに引っ張られた。首筋に冷たいものがあたる。
ナイフだった。
「おとなしくしろ。さもなければ…どうなるか分かってるだろうな?」
耳元で低く、くぐもった声が聞こえる。
サクラは恐怖で声も出すことができず、ただ、コクコクと頷くことしかできなかった。
「通行人に怪しまれないようにあのマンションまで行くんだ。無駄な足掻きはよせよ?その時は命がないと思え。」
男が指したマンションはたった今向かおうとしていたタクミのマンションの隣であった。
このまま暴れてしまえば命の保証はない。そう考えると素直に男の指示に従うよりほかなかった。
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