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淳、光と闇
第34章 看護の心

「京子ちゃん、大丈夫?」

「大丈夫…です。」

「たぁだぁしぃ…さん…」

京子はまるで貞子の様に正に

食いついていった。

「わ!!怖い!!」

「私そんなに怖くないです…」

「だって…」

「いいから点滴
しましょうね…?」

「わ、分かった。
分かったから…」

もはや執念、いや怨念…

「正さん、お食事です。」

「いらない…」

「もう…正!!」

「わ!!な、何…?」

「良いから食べなさい!!」

京子はついに切れて正を押さえつけ

口にねじ込んだ。

「ふがふが…」

「美味しい…でしょう?」

不気味に笑う京子に正は

「はい、美味しいです。」

こうして京子はすこしづつ正の

心を??掴んでいった。

正の担当になって三か月。

今では正は京子以外は受け付けない。

京子が休みの時や夜勤明けの日などは

「正さん、お注射ですよ。」

淳が声をかけても知らん顔。

「正さん…お返事は?」

「ふん!!」

「まぁ…ちょっと…
正さん?最初は私でなくては
駄目って言ってなかった?」

淳が怒るが正は

「俺そんな事言ってない…」

と知らん顔。

「呆れた…」
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