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淳、光と闇
第34章 看護の心

そう言ってくれて私を部下として
ここへ迎えれてくれた。
その頃、婦長は総婦長の座をかけて
争っていたんだけど
私を雇ったことで看護課に睨まれて
結局総婦長になれなかった。

婦長は私に私が
原因ではないと言って笑ってけど
現実、それが敗因だった。

私、婦長には返せないほどの恩がある。
だから一生婦長についていく。

婦長はね、看護は心…
決して体を許すことが看護ではないという。
いくら患者さんが言う事聞かなくても
体を許すのは看護師ではない。
そして患者を好きになっても
看護師として体を許すことは許されない。
そう言って私を窘めた。

だから貴方達の気持ちはわかるよ。
でもね、私貴方達には
間違った道には進んでほしくないの。」

美紀はそう言って顔を覆った。

「後悔ってね、
決して先には出来ない。
京子ちゃん、淳ちゃん、
そして正君…
お願いだから間違った道を
歩まないで!
私にこれ以上悲しい思いさせないで!!」

美紀はそう言って泣いた。
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