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淳、光と闇
第35章 親子の絆

そして双子には運命と言える日。
淳は省吾、由美、健、与太郎
咲、美紀、さゆり、竜馬、優子を
病院へ招いて看護課の第一応接室へ招いた。
そして院内放送が響いた。
「第一内科の淳看護師、
同じく第一内科の結花看護師
同じく第一内科のゆり看護師
至急、看護課第一応接室までお越し下さい。
繰り返します…」
「あれ?
私達…??」
「何だろう?」
「看護課第一応接室って?」
「あの諮問機関が処分を
発表するところ…」
「結花、あんた…
何やったの?」
「わ、私…何もしていないわよ?
ゆり、あんたこそ?」
「私だって…でも…」
「でも、何よ?」
「あれがばれた??」
「あれって??」
「総婦長の大切にしている花瓶割った…」
「ちょ、あんた、なんて事!!」
「でも、そんな事で?」
「分らないわよ?」
「と、とにかく行ってみよう。」
二人は看護課第一応接室に着いた。
そこには淳が腕を組んで立っていた。
「淳、あんた?なにやらかした?」
「はぁ??
何言ってるのよ?
さぁ、入って…」

